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ぉ、しさしぶ……orz(殴)
風邪は全快(多分)なのですが、諸般の事情で続自重の私です。
忘れられても仕方ねぇコレ/(^O^)\
しかし、うちの子が戻らぬには理由がね!
考えたら、なんか悶えたので軽く書いておきます(笑)
こちらも諸般の事情で、さぁちゃん視点!←なんだと
先に謝っときますスミマセン(笑)←
風邪は全快(多分)なのですが、諸般の事情で続自重の私です。
忘れられても仕方ねぇコレ/(^O^)\
しかし、うちの子が戻らぬには理由がね!
考えたら、なんか悶えたので軽く書いておきます(笑)
こちらも諸般の事情で、さぁちゃん視点!←なんだと
先に謝っときますスミマセン(笑)←
『なんか、前風邪引いてからおかしいんだ、ひぃちゃん……』
同室おーちゃんにいわれた時から、何故だか胸騒ぎがした。僕はひぃちゃんと「絶対仲良し」だと思っていたけれど……。
「部長! 大変だ!」
「? どうしました?」
「さっき、ひぃが母親ときて……」
「え?」
嫌な予感は、大抵当たるものだと思う。
「ひぃちゃん!」
「……! さぁちゃん」
「比沙?」
「あー……先行ってて、ママ」
久しぶりに見たひぃちゃんの顔はどこか寂しそうで、僕らの知るひぃちゃんとは違っていた。そしてそれより、何よりも…………目に見えて、やつれていた。
「ひぃちゃん……痩せた?」
「…………判る?」
「はい」
「やっぱり? へへへ」
照れたように笑うけれど、同時に悲しそうな顔をした。そんなひぃちゃんを僕は知らない。
「それより」
「うん?」
「休学届け出したって……」
「……うん」
「! どうして……ッ?」
「…………さぁちゃん、臓器移植者が一番恐ろしいこと、なんだと思う?」
「……そりゃあ、移植された臓器と体が合うかどうかじゃ……」
「そ。そのために、移植した臓器を免疫が攻撃しないように、抗免疫剤飲むんだ。オレも飲んでる」
「それが……」
「その分、必要な免疫力も落ちる」
「……!」
「オレが生きるには、免疫力を抑えるクスリと免疫が必要なんだ。相反するものが」
静かに、悟り切った表情で言うけれど、そこに感情は微塵も感じられない。淡々と、事務的に話しているような感じさえ受ける。
僕の……僕らの知るひぃちゃんとは違う誰かが、話しているみたい。
「風邪引いちゃって、学校来ること自体、止められちゃったんだよ」
「そ……んな」
「バレンタインもだけど、ホワイトデーも間に合いそうにないや。ごめんね」
「ひぃちゃん……」
「弱い体で、ごめん」
そんなこと、笑って言わないで。
「部長! 副部長なんて……?」
部室には数人の部員がいたけれど、僕はどう伝えたらいいのか判らないでいた。あの時のひぃちゃんの顔は、年上の顔すぎて……別人のようだったから。
ただ、判った事実だけを伝えるしか、今の僕にはできない。
「生きるために、必要なんだそうです」
クスリも、免疫も、この休学も、すべて。
待ってますから。きっと。
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